77年に東宝レコードから発売された同名レコード、金田一耕助映画のサントラ+カバー音楽集の復刻CD盤。
東宝原盤の「悪魔の手毬唄」「獄門島」はサントラ、角川の「犬神家の一族」松竹「八つ墓村」ATG「本陣殺人事件」はカバー。
「本陣殺人事件」はサントラ未発売で、なんと音楽は、映画監督の大林宣彦によるもの。
これらに加え、CD化に際して、「女王蜂」「病院坂の首縊りの家」のサントラを数曲ずつ追加収録しているので、
当時の金田一映画の音楽を一挙に聴けて、また、各東宝作品はメインの曲のサントラをまとめて聴けるのが特長です。
サントラではないカバー曲も、東宝スタジオオーケストラの演奏により、他の東宝作品風になっているのも面白いです。
野獣死すべし
コロムビアミュージックエンタテインメント
コロムビアミュージックエンタテインメント
この映画は秘められた暴力性が、激しく暗く、そしてエロチックに表現されているとても面白い映画です。音はクラシック中心であとはオリジナル曲らしいですが、クラシックのディープさがうまく活かされていて、『ブルジョアのクラシック』から完全に脱出しています!
このCDも気だるさと緊張感のバランスがとてもよく、心地いいです。ただ☆を4にしたのは、個人的にはアルビノーニのアダージョも収録して欲しかった為です。この曲は重要な心理描写の場面で流れる曲なので、このCDと一緒に聞いてみてください!その方が「確実に美しい」です!